[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>が小幅高で終えた。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表後も利上げ時期に関する見方はほとんど変わらず、企業業績を見極めようとのムードが広がった。

FOMC議事要旨では、数人のメンバーが経済の勢いが強まり続けるなら「比較的早期の」利上げが正当化されるとの認識を示していたことが分かった。ただ、エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ケート・ウォーン氏は「残念ながら(利上げのタイミングについて)かなりはっきりした材料は提供されなかった」と述べた。

ウェドブッシュ・エクイティ・マネジメントのスティーブ・マソッカ最高投資責任者は、議事要旨は新規の手掛かりが乏しかったことで、投資家がさらに株を買う前に目を向けるのは企業業績の動向になるだろうと指摘した。

S&Pの11セクターのうち8セクターが上昇。不動産<.SPLRCR>が1.3%高、公益<.SPLRCU>が1%高で全体を支えた。オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコフスキス共同最高投資責任者によると、これらの金利上昇で打撃を受けやすい銘柄の投資家は、FOMC議事要旨がもっとタカ派的な内容になることを懸念していた可能性があるという。

原油価格下落を受けてエネルギー<.SPNY>は0.4%下落。ヘルスケア<.SPXHC>も0.6%安とさえない値動きだった。

医療保険のヒューマナ<HUM.N>は5.1%下がった。米厚生省が同社のメディケアプランの等級を引き下げたため、2018年の政府からの支給額が減る恐れが出ている。

ネットワーク機器のシスコシステムズ<CSCO.O>は2.3%安。同業のエリクソンが大幅減益を発表したことが響いた。

ニューヨーク証券取引所の騰落銘柄比率は1.10対1で上げが優勢だった。米取引所の合計出来高は約56億株で、過去20営業日平均の67億7000万株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18144.20 +15.54 +0.09 18132.63 18193.96 18082.09 <.DJI>

前営業日終値 18128.66

ナスダック総合 5239.02 -7.77 -0.15 5247.91 5257.18 5228.77 <.IXIC>

前営業日終値 5246.79

S&P総合500種 2139.18 +2.45 +0.11 2137.67 2145.36 2132.77 <.SPX>

前営業日終値 2136.73

ダウ輸送株20種 8054.98 -31.61 -0.39 <.DJT>

ダウ公共株15種 647.20 +6.41 +1.00 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 812.62 -2.69 -0.33 <.SOX>

VIX指数 15.91 +0.55 +3.58 <.VIX>

S&P一般消費財 629.41 +2.45 +0.39 <.SPLRCD>

S&P素材 291.09 -0.70 -0.24 <.SPLRCM>

S&P工業 493.51 +0.83 +0.17 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 536.72 +2.70 +0.51 <.SPLRCS>

S&P金融 324.34 +0.48 +0.15 <.SPSY>

S&P不動産 192.07 +2.48 +1.31 <.SPLRCRE

C>

S&Pエネルギー 519.82 -2.14 -0.41 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 809.42 -4.52 -0.55 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 165.36 +0.97 +0.59 <.SPLRCL>

S&P情報技術 797.31 +0.48 +0.06 <.SPLRCT>

S&P公益事業 240.82 +2.36 +0.99 <.SPLRCU>

NYSE出来高 6.97億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 17000 + 110 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 16965 + 75 大阪比 <0#NIY:>