[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した9月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年に比べて2.2%増加し、502兆0168億円となった。500兆円を超えるのは2002年3月以来、14年半ぶり。日銀によると、不動産向けなどを中心に幅広い業種で貸出の伸びが続いている。

貸出が前年比で増加するのは60カ月連続。日銀によると、引き続きM&A(合併・買収)やアパートローンを含む不動産向け融資が残高増に寄与。中堅・中小企業や幅広い業種への広がりもみられている。

業態別に見ると、都銀が同0.8%増の205兆8142億円。伸び率は地銀・第二地銀の同3.4%増、信金の同2.3%増に比べて低いが、これは外国為替市場での円高進行を受けて外貨建て貸出の伸びが円換算で鈍化したことが影響している。

地銀・第二地銀の残高は230兆5794億円、信金は65兆6232億円だった。

9月の預金平残は、都銀と地銀・第二地銀の合計で655兆5223億円。伸び率は同3.6%増となり、前月の同3.3%増から伸び率が拡大した。法人・個人預金ともに増加基調が続いているという。

*内容を追加します。

(伊藤純夫)