[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比10円96銭高の1万6785円20銭と3日ぶりに小反発した。前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、朝方の東京市場も売りが先行。ただ、1ドル103円台後半で落ち着いた値動きとなった為替が下支えしたほか、日経平均寄与度の高い銘柄の上昇が指数を押し上げ、指数は底堅さを保った。TOPIXは前日比0.12%安だった。

13日に2017年8月期の営業過去最高益見通しを発表したファーストリテイリング<9983.T>が前日比4%超の上昇。ソフトバンク<9984.T>も前日比3%高と堅調に推移し、2銘柄で日経平均を約80円押し上げた。原油先物価格の上昇を背景に石油関連株もしっかり。半面、繊維や医薬品、非鉄金属などが軟調だった。

市場では「今晩の米小売売上高や米金融機関の決算発表などを控え、市場参加者は様子見姿勢を強めている」(いちよし証券・投資情報部課長の及川敬司氏)との声が大勢。東証1部の売買代金は前場時点で1兆0887億円と、2300億円程度とみられるSQ算出分を除けば低水準にとどまった。

東証1部の騰落数は、値上がり691銘柄に対し、値下がりが1114銘柄、変わらずが180銘柄だった。