[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の104円付近だった。米金利の上昇を横目にじりじり値を上げたが、104円台の上値の重さが意識された。

午後のドルは103円後半から一時104.16円まで買い進まれたが、その後は上昇の勢いを欠いた。市場では「昨日の中国指標を材料に利食った短期筋が、利食った分を買っているイメージ」(国内金融機関)との声が出ていた。

前日は、9月の中国貿易収支でドル建て輸出が前年比10%減と事前予想を大幅に下回ったことで、中国リスクが改めて意識され、株安・円高となっていた。

海外時間にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長講演や米小売売上高の発表などがある。水準的に104円台で上値の重さが意識されるといい、「海外時間の米小売売上高が良い数字となれば上抜けしていくかもしれない」(同)との見方があった。

<午前は103円後半でもみ合い>

ドルは朝方に安値103.61円を付けた後、103円後半を中心にもみ合いが続いた。米早期利上げへの思惑から底堅さが意識された一方、買い手掛かりも欠き、方向感が出なかった。

下げて始まった日経平均株価がプラス圏に切り返した場面で、ドルは一時103.89円に強含んだ。実質的に商業決済の集中する五・十日に当たり、国内輸入企業によるドル買い/円売りが入ったことも、相場の支えになった。

仲値通過後はいったん失速し、一時103.64円まで下押しされたが、市場予想を上回った中国の9月消費者物価指数(CPI)が発表されると一時103.98円に強含んだ。ただ、勢いは続かず再び失速した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 104.03/05 1.1023/27 114.68/72

午前9時現在 103.72/74 1.1046/50 114.58/62

NY午後5時 103.70/73 1.1056/61 114.63/67

(為替マーケットチーム)