[東京 14日 ロイター] - 郵政民営化委員会の岩田一政委員長(元日銀副総裁)は、14日の委員会後の会見で、ゆうちょ銀行<7182.T>の預け入れ限度額引き上げにより、民間金融機関から預金が明確にシフトしていないか「ある程度の時間をかけて判断すべき」と述べた。

今日の委員会では、ゆうちょ銀、かんぽ生命<7181.T>が資産運用の高度化について説明し、限度額は議論されなかった。民営化委は、ゆうちょ銀への明確な資金シフトがないことを限度額の再引き上げの前提としている。

また、貯金残高の増加と資金運用の高度化・多様化のどちらを優先するのかとある委員から質問が出たが、これに対してゆうちょ銀の出席者は「貯金残高は目標値を決めてコントロールするより、顧客の需要に見合って決まってくる」と答えたという。

(和田崇彦)