[ローマ 15日 ロイター] - イタリアのレンツィ首相は15日、2017年度予算案を公表した。

予算案によると、2017年の財政赤字は国内総生産(GDP)比で2.3%となる見込み。今年の目標である2.4%をやや下回る見通しだが、当初予想の2%は上回っている。

イタリアでは12月、憲法改正の是非を問う国民投票が実施されるが、否決されれば政権が不安定化する恐れもある。

レンツィ首相は保健分野への支出を拡大し、年金関連の施策に今後3年で70億ユーロを取り置くことを表明。閣議後の記者会見で「税負担を減らし、より多くの権利を付与するのが骨格」と述べた。

財政赤字目標は来年のGDPが1%拡大することを前提にしており、大半のエコノミスト予想を上回る予想となっている。

予算案は欧州委員会での審査を経て、年末までに議会が承認する必要がある。

※英文参照番号[nL8N1CL0NT][nL8N1CL0M5](契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)