[東京 17日 ロイター] - 九州旅客鉄道(JR九州)<IPO-KYUR.T><9142.T>は17日、公開価格を1株当たり2600円に決定したと発表した。配当利回りの高さや、訪日観光客の強い伸びが安定した成長につながるといった見方が投資家の買い意欲を後押しし、仮条件(2400─2600円)の上限で決まった。

株式の売り出し規模は4160億円となり、LINE<3938.T>を上回る今年最大のIPOとなる。

いちよしアセットマネジメントの執行役員、秋野充成氏は「公開価格2600円でもJR3社に比べ割安。上場後は急激な上昇は見込みにくいが、底堅い値動きが期待できそう」と話した。

株式は10月25日に東京証券取引所に、26日に福岡証券取引所に上場する予定。東証では市場第1部に上場する。

売出しのグローバルコーディネーターは野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、JPモルガン証券。

JR九州の株主、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有する1億6000万株をすべて売り出す。このうち75%は国内の投資家、残りは海外投資家が購入する配分となった。新株は発行しない。

*内容を追加します。

(江本恵美、取材協力:杉山容俊)