[ロンドン 17日 ロイター] - フランクフルトの金融センター化推進団体「フランクフルト・マイン・ファイナンス(FMF)」のトップ、フーベルトゥス・フェト氏は17日、ロンドンに拠点を構える金融機関が、欧州連合(EU)市場への完全なアクセスを確保するため、来年下半期、フランクフルトに一部業務の移転を開始するとの認識を示した。

ロイターの取材に、複数の金融機関が一部業務の移転方針を伝えたことを明かした。

ロンドンの金融界シティに対し、可能な限り大きな打撃を加える意図は無いと説明。その上で英EU離脱後に、フランクフルトをロンドンとEUの金融サービスを結ぶ架け橋にする意向を示した。

フランクフルトでの生活が退屈になると、ロンドン駐在の銀行関係者が不満を漏らしていることに対し、フェト氏は「フランクフルトが墓地と発展途上国の中間に位置するとの報道に驚くことがある。いらだっている」と不快感をあらわにした。

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