[ロンドン 17日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント金融政策委員は17日、年金債務が膨らむなかでも英国の雇用創出や投資が鈍る兆しは見えていないとの考えを示した。ただ年金基金をめぐる規制を調整する必要がある可能性があるとの立場を示した。

同委員は確定給付年金の将来を討議する議会委員会で、年金債務が膨らんでいる企業が、投資や雇用の面でこうした債務を抱えていない企業と異なる行動をとっているとの兆候はほとんどみられないと述べた。

そのうえで、確定給付年金基金の財務状態はここ数年、債券が株式をアウトパフォームしていることで影響を受けていると指摘。こうしたトレントは持続するものではなく、向こう約20年間で反転するとの見方を示した。

ただ、確定給付年金基金に関する規制について、利回りの低い国債への投資につながる圧力を軽減する方向で調整する必要がある可能性があるとの考えも示した。