[東京 18日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル安/円高の103.82/84円だった。取引の手がかりを欠く中、午前は20銭余りの小幅な値動きにとどまった。

朝方には日経平均株価が小安く始まり、103.90円付近にあったドル/円は一時103.68円に弱含んだ。仲値公示を挟んで株価がプラス圏に浮上する中で、人民元基準値が元高方向で設定されたことが伝わるとドル/円は強含み、一時103.89円に持ち直した。

市場では「前日は元安方向の設定でドル/円が売られた経緯があっただけに、ひとまず買い材料とみなされたようだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

麻生太郎財務相の米為替報告書に関連するコメントが伝わったが、相場の反応は限られた。財務相は、足元の為替水準についてのコメントは控えるとしながら、為替動向は注視しなければならないと思っている、と述べたほか、為替市場の急激なアップダウンは最も避けなければならないことだと思っている、と話した。

一方、仲値公示にかけて円以外の通貨ではドル売りとなり、ユーロが1.1026ドル、ポンドが1.2268ドルに、それぞれ一時上昇した。このところのドル買いの調整の巻き戻しが出たと見られている。

正午にかけて、こうした動きはやや落ち着いてきており「ひとまず調整は一巡したのではないか」(別の国内金融機関)との見方が出ていた。