[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸した。前日の米国株安を受け、序盤は売りが優勢だったが、押し目買いが入りプラスに転じた。ただ東証1部売買代金は11営業日連続で2兆円割れとなり、商いは低調。国内企業決算や米大統領選の動向を見極めたいとの姿勢が継続し、指数は狭いレンジ内でのもみ合いに終始した。

人民元基準値が元高方向で設定されたことが投資家心理の改善につながったものの、前日と同様、節目の1万7000円を手前に伸び悩む展開となった。業種別ではパルプ・紙や水産・農林が堅調。ゴム製品、鉱業が安い。

トヨタ自動車<7203.T>は前日比0.66%安、TOPIXコア30<.TOPXC>は0.12%安と、大型株の一角は弱含みで推移した。

市場からは「早期の米利上げの織り込みが進み、日米金利差が拡大すれば、円高リスクの警戒も薄らいでいくが、まだ上を買うストーリーが描けない状況。売りも買いも動きにくい」(水戸証券投資顧問部の酒井一ファンドマネージャー)との声が聞かれた。

個別銘柄では日本M&Aセンター<2127.T>が大幅高。17日、2016年4─9月期連結業績予想の上方修正を発表し、材料視された。上半期の案件成約数が堅調に推移した。

半面、船井電機<6839.T>が急落。17年3月期の連結純損益が2年連続の赤字となる見通しを17日に発表し、嫌気された。北米市場で液晶テレビの価格競争が激化した上、販売数量も落ち込んだという。

東証1部騰落数は、値上がり1272銘柄に対し、値下がりが564銘柄、変わらずが149銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16963.61 +63.49

寄り付き    16862.31

安値/高値   16844.17─16966.9

TOPIX<.TOPX>

終値       1356.57 +4.01

寄り付き     1350.06

安値/高値    1347.47─1356.65

東証出来高(万株) 153182

東証売買代金(億円) 17731.84

(長田善行)