[東京 18日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の103円後半。午前の人民元基準値発表の後は手掛かりが見当たらず、方向感が出なかった。午後は一時104円台に乗せたが、輸出企業のドル売りも観測され、上値の重さが意識されるという。

午後のドルは総じて動意が乏しく、正午から午後2時頃にかけて103.80─90円台で小動きとなった。「きょうは人民元の基準値発表で終わってしまった感じ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

その後、目立った材料がない中で一時104.03円まで上昇し、きょうの高値を付けたが、伸びの勢いは弱かった。104円台では輸出企業のドル売りも観測され、上値の重さが意識されるという。

海外時間は米国の消費者物価コア指数が手掛かりとなる可能性もあるが、このところの103円前半から104円半ばのレンジを抜けるのは難しいとみられる。「今週は米大統領選挙のテレビ討論会があるが、2回目までで大勢は決まった印象。引き続き経済指標でレンジ内を上下する展開が続きそうだ」(同)との見方が出ている。 

<午前のドルも小動き>

午前のドルは、手掛かりを欠く中で20銭余りの小幅な値動きにとどまった。

朝方には日経平均株価が小安く始まり、103.90円付近にあったドルは一時103.68円に弱含んだ。仲値公示を挟んで株価がプラス圏に浮上する中で、人民元基準値が元高方向で設定されたことが伝わるとドル/円は強含み、一時103.89円に持ち直した。

市場では「前日は元安方向の設定でドル/円が売られた経緯があっただけに、ひとまず買い材料とみなされたようだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

麻生太郎財務相の米為替報告書に関連するコメントが伝わったが、相場の反応は限られた。財務相は、足元の為替水準についてのコメントは控えるとしながら、為替動向は注視しなければならないと述べたほか、為替市場の急激なアップダウンは最も避けなければならないことだと話した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 103.98/00 1.1012/16 114.51/55

午前9時現在 103.85/87 1.1014/18 114.34/38

NY午後5時 103.89/91 1.0998/00 114.25/29

(為替マーケットチーム)