[北京 19日 ロイター] - 9月の中国の不動産投資は、5月以来の大幅な伸びとなった。建設ブームや販売、価格面の状況が後押しした。

統計局のデータを基にロイターが算出したところでは、9月単月の不動産投資は7.8%増。8月の6.2%増から伸びが加速した。

ただ、不動産バブル回避に向け政府が新たな対策を打ち出すことを警戒し、不動産開発業者は新たな開発に対してより慎重になっている。

9月の新築着工(床面積ベース)は19.4%減で、業界心理がすでに冷え込み始めた可能性を示唆した。

中国では20以上の都市で、不動産市場過熱を警戒した規制措置が導入されている。ただ、これらは10月第1週の連休中に講じられたため、きょう発表のデータには反映されていない。

1─9月の中国不動産投資は前年同期比5.8%増で、1─8月の5.4%増から伸びが加速した。

ロイターの算出によると、9月単月の不動産販売は34%増加した。8月は19.8%増だった。

1─9月の不動産販売(床面積ベース)も前年比26.9%増と伸び率が1─8月の25.5%を上回った。

9月の在庫(床面積ベース)は前年同月比4.7%増。8月は6.9%増だった。

国家統計局の報道官によると、1─9月の国内総生産(GDP)伸び率に対する不動産部門の寄与率は8%だった。最近の不動産抑制策は、経済成長に「著しく大きな影響」は与えていないという。

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