[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比23円55銭高の1万6987円16銭と4日続伸した。朝方は小幅安となったが、売り一巡後はプラス圏に転じるなど前日の米株高を背景に底堅さを維持。日本時間午前11時に発表された一連の中国経済指標がほぼ事前予想通りになると中国経済に対する過度な懸念が後退し、日経平均は約1週間ぶりに節目の1万7000円台を回復する場面があった。

もっとも日経平均1万7000円水準は戻り待ちの売りなどが出やすいとされ、上値は限定された。円相場がやや強含みで推移し、トヨタ<7203.T>やソニー<6758.T>など輸出株が弱含んだことも重しとなった。前場の東証1部の売買代金は7342億円と引き続き低水準にとどまり、上値を買い上がるほど地合いは強くないという。

一方、3期ぶりの営業増益が報じられたシャープ<6753.T>がけん引役となり、東証2部総合<.TSI2>が前日比1.2%高と堅調。日経ジャスダック平均<.NOTC>や東証マザーズ指数<.MTHR>などもしっかりとなった。「入れ代わり立ち代わり割安な中小型株を物色する動きが続いている」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は値上がり1101銘柄に対し、値下がりが704銘柄、変わらずが179銘柄だった。