[19日 ロイター] - <為替> 欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、ユーロが対ドルで下落。「ドラギECB総裁が最近のテーパリング(資産買い入れ縮小)観測を強く否定する可能性が材料視されている」(ウエストパック・バンキング・コープのシニア為替ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏)という。一方で、ECBが資産買い入れ縮小の意向を示唆すれば、世界的に市場が混乱しボラティリティーが高まる可能性がある。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸した。原油価格の値上がりに伴ってエネルギー株が買われた。米金融大手モルガン・スタンレー<MS.N>が予想を上回る内容の決算を発表したことを好感して銀行株も好調だった。

FT350種石油・ガス株指数<.FTNMX0530>は0.94%上昇した。19日発表の米週間石油統計で原油在庫が減少したことから、原油価格が2%を超える上昇となったことが好感された。石油大手のBP<BP.L>やタロー・オイル<TLW.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.9%から1.6%の値上がりとなった。

FT350種銀行株指数<.FTNMX8350>は0.87%の上昇。バークレイズ<BARC.L>やロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>は1.4%から2.0%値を上げた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸。主要な銀行株や小売株が値上がりした。

STOXX600種銀行株指数<.SX7P>は0.93%上昇した。米モルガン・スタンレーが予想を上回る利益を報告したことが追い風となった。

STOXX600種小売株指数<.SXRP>は1.47%の上昇。売上増を発表したフランスのスーパー大手カルフール<CARR.PA>が値上がりしたほか、オンライン衣料小売りの独ザランド<ZALG.DE>も四半期の収益率向上が評価されて上昇した。  

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> スロベニア国債利回りが過去最低水準近辺で推移した。同国政府が前日夜、欧州中央銀行(ECB)の買い入れの対象にならないドル建て債を買い戻すと同時に、新たにユーロ建て債を発行する方針を示したことが背景。

スロベニア10年債<SI10YT=RR>利回りはこの日の取引で0.61%で推移。今月に入って付けた過去最低水準の0.55%に迫った。8月初旬の水準と比べると同利回りは約30ベーシスポイント(bp)低下している。

翌日にECB理事会を控え全般的に薄商いとなるなか、他のユーロ圏国債の利回りは英国債利回りの低下に歩調を合わせ、1─2bp低下した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]