[フォートワース(米テキサス州) 19日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、インフレ率は加速している公算が大きいとし、金融緩和の一部を解除することが適切との認識を示した。講演で述べた。

今年の米成長率については約1.75%と予想。歴史的な標準を下回るが、失業率を押し下げ、労働市場の緩みを解消するのに十分な水準とした。

ただ成長は勢いを欠いており、金融政策の影響が及ばない高齢化などの要因で今後も低成長が続く可能性が高いとし、利上げは「緩やかかつ慎重に進めるべき」とした。

向こう2─3年の利上げ軌道は、米連邦準備理事会(FRB)の歴史の中でも最も平坦になるとの見方を示した。

金融危機以降2度目となる利上げについて、FRB当局者の多くは年内の実施を見込んでいる。カプラン総裁や他の当局者の発言は、次回の利上げ後に度々金利が引き上げられる公算が小さいことを示している。