[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリアのチオボー貿易投資相は13日、安倍首相の訪問を14日に控えて、環太平洋連携協定(TPP)交渉は頓挫していないとの見方を示した。

チオボー氏は豪放送協会(ABC)ラジオのインタビューに応じ「TPP交渉が頓挫したとするのは時期尚早だ。われわれは、米国に対しこの問題に取り組む猶予を与える必要がある」と述べた。

米国や日本、カナダ、メキシコなど全12カ国が2015年10月に合意したTPPは、経済規模からみて米国の承認がなければ発効が不可能だが、同国議会は未承認。トランプ次期大統領は脱退を示唆している。

チオボー氏は、TPPが拒否された場合、豪州はアジア諸国と個別に貿易協定を結ぶ意向があると表明。「必ず、貿易の機会を探し続けていく。わが国は貿易国だ」と述べた。