[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツの公共放送ARDは23日、もし今、連邦議会選挙が行われれば、右派政党で反移民を掲げる「ドイツのための選択肢(AfD)」が16%を得票する可能性があるとの最新の世論調査結果を発表した。

メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)は得票率32%、同党と連立政権を組む社会民主党(SDP)は22%で、両党合わせて54%となり、「大連立」を続けるには十分な数字だったという。

2013年に設立されたAfDは、メルケル首相の難民受け入れ政策に対する反発や昨年100万人近い移民が流入したことを背景に、今月行われた2つの地方選挙で躍進、今では全16州のうち10州の議会に議席を持つ。前回9月1日に行われたARDの調査での支持率は14%だった。

連邦議会選挙が行われるのは1年後だが、同党の最新得票率16%は、連邦議会に初めて議席を得るのに必要な5%の3倍以上。また、緑の党の12%を上回ったことから、ドイツにおける第3党になる可能性も示された。左派党は8%で、親ビジネス政党の自由民主党(FDP)は6%だった。

調査は、934人を対象に行われた。