[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は6日、大統領に就任した場合、連邦機関の規制を最大70%廃止する方針を明らかにした。同氏の顧問を務めるアンソニー・スカラムッチ氏は先に、トランプ氏が規制を10%削減すると述べていた。

トランプ氏はニューハンプシャー州でのタウンホールイベントで、環境・安全分野の規制は廃止しないとした上で、「規制の70%は必要ない。企業の成長を妨げているだけだ」と語った。

これより先、スカラムッチ氏は、ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムで「連邦機関に規制の優先順位付けを要請し、そのうち重要度の低い10%を廃止するよう推進する」と話していた。トランプ氏は規制を集約し、経済成長と資本フローを促すことを目指しているとした。

トランプ氏はこれまで、規制削減を検討する分野としてエネルギー業界を挙げている。

スカラムッチ氏はこのほか、グラス・スティーガル法のような銀行業務を制限する法律や金融規制改革法(ドット・フランク法)、ボルカー・ルールについてトランプ氏は見直す考えだと述べた。

低金利を維持してオバマ大統領を支援しているなどとして、トランプ氏が批判していたイエレン連邦準備理事会(FRB)議長については、「話す必要があるが、トランプ氏の性格を踏まえると、議長を気に入るだろう」とし、2人は最終的に良好な関係を築くとの見方を示した。

スカラムッチ氏はスカイブリッジ・キャピタル創業者。

*内容を追加しました。