[ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のマクダーモット総裁補佐は11日、インフレ率を中銀目標に近づけるため、追加緩和が必要になるとの認識を再度示した。

第2・四半期のインフレ率は0.4%と、中銀目標レンジ(1─3%)を大幅に下回っている。

総裁補は、18日に発表される第3・四半期のインフレ率は低水準にとどまる、との見通しを示した。

その上で、9月の政策レビューで示したように、金融政策は引き続き緩和的になる、との見方を示した。現時点の想定では、「今後のインフレ率を目標レンジの半ば近くに到達させるため、一段の政策緩和が必要になることが示唆されている」と述べた。

総裁補は「世界経済の低迷がNZドルの下支え要因となっている」指摘。NZドル高はニュージーランドの輸入価格を抑え、低インフレを強めているとの見解を示した。

ASB銀行の機関投資家向けFXセールス責任者、ティム・ケラハー氏「市場が現在織り込む11月の利下げ確率は80%だ」と述べた。

キーウィ銀行のシニアエコノミスト、ゾーイ・ワリス氏は、マクダーモット総裁補の発言は「追加緩和の見通しを再び強調した」と指摘。同氏は11月に25ベーシスポイント(bp)の利下げを引き続き予想している。

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