[オカラ(米フロリダ州)/ワシントン 12日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は12日に開かれた支援者向けの集会で、同氏の選挙運動を支持しない考えを示したポール・ライアン下院議長への批判を強めた。11月8日の投票日が約4週間後に迫るなか、党内の亀裂は深まっている。

フロリダ州で開かれた集会でトランプ氏はまた、民主党候補ヒラリー・クリントン氏に痛烈な非難の言葉を浴びせた。

ライアン下院議長は10日、トランプ氏の選挙応援を行わず、擁護しない意向を表明するとともに、下院の共和党議員に対し、不支持の考えの場合は意思を尊重する姿勢を示した。トランプ氏をめぐっては、2005年に行った女性に関するわいせつな発言の録音が7日に公開されていた。

集会でトランプ氏は党有力者の支持がないため自身が「大いに不利な立場」に立たされていると強調。先週末に行われた両大統領候補による第2回テレビ討論について、自身が健闘したにもかかわらずライアン氏などから賛辞を贈られなかったと不満を述べ、「悪意がある」と強調した。