[マニラ 13日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領は13日、自身の進める麻薬撲滅運動で容疑者などを殺害したとされる問題で、欧米や国連人権理事会の調査を受け入れる用意があると表明したうえで、実際に調査を行えば「恥をかくことになる」と挑発した。

テレビ演説で大統領は、調査を受ける場合は、自身が発言の機会を与えられることが条件になると発言。麻薬撲滅策に批判的なオバマ米大統領やEU、国連は「愚か」だと非難した。

「わたしは協力する。彼らがわたしより賢いということは絶対ないはずだ。わたしからの5つの質問で彼らは恥をかくことになる」と述べた。

ドゥテルテ大統領はまた、麻薬取引を一掃し、次世代の若者を違法薬物から守ることが必要だと強調した。

警察当局によると、麻薬摘発による死者は6月30日の開始以来2300人近くに上る。このうち、警察に射殺された麻薬の容疑者は1566人。

大統領は12日、国連人権理事会の超法規的処刑問題特別調査官に調査を正式に要請したと明らかにしていた。