[ニューデリー 14日 ロイター] - インド西部のゴアで15─16日、第8回BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)首脳会議が開催される。議長国インドは、緊張関係にあるパキスタンを孤立させる意図で、カシミール地方の軍基地襲撃をめぐり安全保障上の脅威を強調するとみられる。

ただパキスタンと友好関係にある中国が、パキスタンを名指しで非難する可能性は低い。

外交筋やアナリストは最終的なサミットの共同宣言について、「あらゆる形のテロ行為」を非難したこれまでの内容を踏襲するにとどまるとみている。

会議では、世界経済や貿易など主要テーマに加え、こうした安全保障問題が焦点になる見通しだ。

インド外務省高官は、首脳会議前の会見で「世界経済や政治情勢について協議する。テロリズムも明らかに重要な議題に含まれる」と語った。

BRICS首脳はまた、サイバーセキュリティー、テロ対策、エネルギー安全保障分野の協力に向け3つの作業グループを設置するという各国の国家安全保障担当顧問が合意した計画を支持する見通し。

インドが長年目指してきた原子力供給国グループ(NSG)への加盟に関しては、中国が反対姿勢を崩しておらず、進展はなさそうだ。