[ロンドン 17日 ロイター] - 英豪系資源大手BHPビリトン<BHP.AX><BLT.L>のアンドリュー・マッケンジー最高経営責任者(CEO)は17日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)について、必要なのは欧州連合(EU)との貿易関係を維持しつつ、関税を低く抑えておくために煩雑な手続きの最小化を図る「手堅いブレグジット(hard-headed Brexit)」だと述べた。

残留支持派だった同CEOは、6月の国民投票でEU離脱が決まれば、企業活動が長期にわたり不透明感で損なわれると警告していた。

17日にはロイターに対し、ブレグジットに関する政治論争で使われている「ハード」と「ソフト」という言葉が、間違ったメッセージを発することを懸念していると指摘した。

「ハード・ブレグジット」はEUからの移民を制限する一方で、EU単一市場への完全なアクセスを保持できない状態を意味する。

CEOは「われわれの最大の貿易相手との関係が大きなリスクだ。それを『ソフト』と呼ぶのはおかしい。理性的、実際的になるべきだ。人々が『ソフト』と呼ぶものを私は『手堅い』と言う」と述べ、低関税維持のため、手続きを最大限に簡素化することが重要との考えを強調した。