[ワシントン 17日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ氏が大統領選挙で不正が行われていると主張していることについて、共和党の弁護士らが不正はあり得ないと述べ、根拠のない主張は有権者の不安を煽り危険だと批判した。

女性蔑視発言などが響き、最近一部世論調査で民主党候補クリントン氏に水をあけられているトランプ氏は16日、投票所で不正が行われているとツイッターに投稿。ただ、具体的な根拠は示していない。

共和党の選挙関連弁護士のクリス・アシュビー氏は、トランプ氏の主張には「根拠がなく」、「危険」で不安を煽る恐れがあると指摘。

アシュビー氏はインタビューで「選挙が操作されていると主張するのは、あなたの投票は意味がないと有権者や支持者に言うことになる」とし、「トランプ氏の発言は投票について不安を煽る恐れがある」と述べた。

来月8日が投票日の大統領選挙は、すでに多くの州で期日前投票や郵便による投票が始まっている。

共和党全国委員会の主任弁護士を務めたマーク・ブラデン氏はインタビューで、選挙システムはさまざまな不正を防止する措置が講じられているとして、全国レベルの投票操作は「あり得ない」と語った。