[シドニー 19日 ロイター] - 英豪系資源大手BHPビリトン<BHP.AX><BLT.L>は19日、中国の鉄鋼消費が予想を上回る中、コモディティー(商品)市場にリバランス(再均衡)しつつある初期的な兆候が見られるとの認識を示した。ただ供給は依然として需要を上回っていると指摘した。

同社は「ファンダメンタルズは、石油・ガス市場が今後12─18カ月間に改善することを示している。鉄鉱石と冶金用石炭の価格も予想以上に堅調だが、短期的には引き続き供給が需要を上回るペースで伸びる見込みだ」としている。

また2017年度の鉄鉱石生産について、ガイダンスの2億6500万─2億7500万トンを達成できるとの見通しを示した。

銅生産のガイダンスは今月にオリンピックダム銅鉱山で起きた停電を受けて見直しているとしたが、他の事業については従来予想を据え置いた。

モルガン・スタンレーの概算によると、中国の鉄鋼消費は9月に前年同期比12.5%、前月比2.8%増加した。

また中国税関総署によると、9月の同国の鉄鉱石輸入は約9300万トンで、過去2番目に高い水準を記録した。