[シンガポール 19日 ロイター] - アジア市場で原油先物が上昇している。米原油在庫の減少に加え、石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長が来月の総会での合意を楽観視していると述べたことが背景。

ただ、中国の国内総生産などの指標発表が控えており、相場が下押しされるとの警戒感もある。

0011GMT(日本時間午前9時11分)時点で、米WTI原油先物は0.52ドル高の50.81ドル。北海ブレント先物<LCOc1>は0.46ドル高の52.14ドル。

米石油協会(API)が18日公表した14日までの1週間の原油在庫は380万バレル減の4億6710万バレルとなった。

OANDAのシニアマーケットアナリスト、ジェフリー・ハーレー氏は、APIが公表した米原油在庫統計がアジア時間の取引で相場を押し上げたと述べた。

石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は18日、OPEC加盟国が11月30日に開く総会で、各国の生産水準について大きな意見の相違なく生産制限で合意できるとの見通しを示した。トレーダーによると、この事務局長発言も材料視された。