[ボストン 18日 ロイター] - 米マサチューセッツ大学ローウェル校の世論調査によると、今回の米大統領選で、米国の若者が民主・共和のどちらの候補に対しても不満を抱いていることが分かった。

民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補のどちらかが大統領になるくらいなら、巨大隕石の衝突で地球が消滅する方が良いとの回答は約23%に上った。

調査は18━35歳の1247人を対象に10月10━13日に実施。このうち有権者は680人程度で、投票に行かない可能性のある人も多数含まれている。

調査では、トランプ候補が大統領になるよりも隕石が世界を滅ぼす方が良いとの回答は53%。クリントン候補が大統領になるよりも地球が消滅した方が良いとの回答は約34%だった。

現職のオバマ大統領がこのまま終身大統領を宣言した方が良いとの回答は約39%、無作為の抽選で次期大統領を選んだ方が良いとの回答は26%だった。

また、クリントン候補とトランプ候補のどちらを選ぶかとの質問では、クリントン氏を支持する回答が54%と、トランプ氏の21%を大きく上回った。

調査担当者は18日、電話取材に応じ、「もちろん、若者が真剣に地球消滅を望んでいるわけではないだろう。ただ、4人に1人が実際の候補よりも『巨大隕石』を選んだことは米国の若者の政治に対する不満の強さの表れだ」と語った。

2008年の大統領選では、政治に参加する若者が急増したことがオバマ氏の勝利を後押ししたが、現在はこれとは正反対の状況だ。

*見出しを修正しました。