【うるま】与勝高校・与勝緑が丘中学校で8、9日、毎年恒例の「お掃除大会」が開かれた。同校の生徒会役員らが主催し、掃除する場所から使う道具など厳しいルールが設けられ、隅々がピカピカになるまで磨き上げる。創立当初から続く伝統行事は、年々進化を遂げ、生徒は笑顔で楽しんで大会に参加している。 大会は2日かけて開催される。与勝高校では初日は教室、2日目は学校の共有スペースや多目的教室などを行う。初日の8日は、雑巾や新聞紙などを片手に協力して掃除していた。生徒会が独自に設けた基準を基に審査し、早く終わった学級に栄えある名誉が贈られる。 ワックスがけを夢中でしていた3年4組の島袋大夢さん(17)は「1、2年生の時上位入賞したので、今年こそ1位を狙って早く終わらせる」と話し、黙々と手を動かした。 生徒会の厳しい審査を通過し掃除を終えた学級は、校内放送で知らされる。生徒らは他学級に負けまいと「どいて、どいて」と声を出しながら審査員がいる控室に駆け込む様子も見られた。 順位を競うあまり、生徒会と生徒が口論になることもあるという。生徒会長の新垣大海(ひろみ)さん(17)は「参加していた立場から、今年は審査する立場に変わった。どちらも経験しているので、どっちの苦労も分かる」と笑顔を見せた。