【沖縄】沖縄市中央の創業・起業支援拠点「スタートアップカフェコザ」(中村まこと代表)が、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングで、目標額を達成するノウハウを助言するコンサルティングサービスを展開している。地域に観光客を呼び込むため、既に同地域でゲストハウスの改装を支援しているほか、プログラマーが集うシェアハウス「ギークハウス」の設置資金集めも後押しする。サービスは国内大手のクラウドファンディング会社「キャンプファイヤー」(東京、家入一真社長)と連携する。 サービスの開始は昨年11月。「キャンプ」が地方創生を目的に、全国各県のパートナー企業と連携して運営する専用サイト「キャンプファイヤー×ローカル」を活用する。事業計画の作成を支援するほか、サイトで事業の進行状況を報告するなど、継続して投資を呼び込むノウハウも助言する。 中村代表は「事業の立ち上げから(投資者として)地域の人たちに関わってもらう。ストーリーを知り共感してもらえば、その事業を応援したくなる」とサービスが地域の人を巻き込む鍵になると説明する。「小さな声を拾い上げ、活性化につなげたい」と続けた。 改装を進めるゲストハウスは、市中央の老舗台湾料理店「キャサリン」の2〜3階部分。同店のオーナーが運営していたが、近年は人出が足らず、ほぼ休眠状態だった。復活に臨むチーム「プラスコ」の島袋豊さんは「地域には活用されていない物件も多く、事業を通し利用法を提案したい」と意気込む。当初の目標額50万円は達成済みだが、今後も継続して資金を募る。 ギークハウスは「スタートアップ」近くの3階建ての空き店舗を活用し、2〜3階部分をシェアする。4月以降にオープン予定。今月10日時点で、目標額50万円を大きく上回る85万円が集まっているが、30日まで募集している。 東京案件を主体に、インターネットを通じて県内でプログラミングの仕事をする立花豊さんがギークハウスの仕掛け人だ。立花さんは「沖縄には県外から来る人も多い。その受け皿となり、人材育成の場にしたい」と力を込めた。