さいたま市域を会場にした国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」が、24日から12月11日までの79日間開催される。開幕を目前にした22日、東武アーバンパークラインの電車内を舞台にした移動型演劇パフォーマンスの内覧会が開かれた。
 公開されたのは韓国の演出家、ユン・ハンソルさん演出の「サイタマ・フロンテージ」。大宮駅から春日部駅で折り返して大宮駅に戻るまでの2時間弱、両側のシートに座る乗客の前で、オーディションで選ばれた約10人の演技者がパフォーマンスを披露した。通過駅の歴史やまちの紹介も盛り込まれ、時には「窓の外を見てください」「何もありません」と自虐ギャグも。乗客を異空間に引き込んだ。
 トリエンナーレは(1)与野本町駅―大宮駅周辺(2)武蔵浦和駅―中浦和駅周辺(3)岩槻周辺―の3拠点を中心に開催。国内外の芸術家の作品展示をはじめ、住民参加型の市民プロジェクトも市内各地で開催する予定。一部を除き無料で鑑賞できる。
 24日午前9時40分〜同10時、岩槻区の旧民俗文化センターでオープニングセレモニーが開催される。