川口市が2018年4月のオープンを目指し計画している「朝日西保育園」(定員130人)について、建設予定地の付近住民らでつくる「川口市朝日児童遊園の維持と朝日東保育所建設反対中止を求める会」が23日、建設中止を求める市長宛ての嘆願書を提出した。
 嘆願書は(1)西小学校に隣接して新たに保育所ができると、保育所児童による騒音問題が考えられる(2)保育所の建設でつぶされる児童遊園地の存続―を求めた。
 同会の田島努代表(52)は「児童遊園は自分が幼い頃からの憩いの場だった。今も地域児童にとって唯一無二の遊び場であり、町会住民の憩いの場だ」として存続を訴えている。
 市は朝日6丁目にある「朝日東保育所」について耐震化が必要とし、約100メートル北西の朝日西小校庭の一部と隣接の児童公園(朝日町児童遊園)の全面を使った土地(約1100平方メートル)に、新たに大規模保育園(定員130人)を建設する計画。総工費は4億9千万円。
 15〜16年度予算で設計費を予算化、12月議会で工事契約議案を市議会に提出し、17年1月ごろの着工を目指し、18年4月の開園を目指している。現在の東保育所は児童遊園にする方針。市は今年4月に町会などの地元説明を実施した。
 今回の嘆願書について福田亨市子ども部長は「大多数の反対はないと認識し計画を進めてきたが、反対の署名は真摯(しんし)に受け止め、説明を尽くしたい。建設の方針は変わりはない」と語った。