さいたま市浦和区瀬ケ崎の市立木崎中学校で12日午前、同校2年の女子生徒(14)が校舎から転落し、死亡していたことが13日、分かった。「遺書」と書かれたメモが見つかっており、さいたま市は自殺した可能性もあるとみて調べている。
 市教委指導2課によると、12日の2時間目に身体測定を行った後、女子生徒がいなくなっているのに気付いた担任教諭らが校内を捜したところ、女子生徒が校舎1階陶芸室前で倒れているのを発見。市内の病院に救急搬送されたが、同日午前、死亡が確認された。
 女子生徒は校舎3階の渡り廊下から飛び降りたとみられ、机の上に「遺書」と書かれた数枚のメモが残されていた。メモには「家庭や学校は楽しい」「いじめや喧嘩(けんか)、人間関係のもつれはなかった、誰も悪くない」との内容が記されていたが、いじめやトラブルなどがあったとの記述はなかったという。
 同課によると、女子生徒は運動部に所属しており、欠席もほとんどなく、この日も朝から通常通り登校していた。また、学期ごとに生徒の抑うつ傾向を知るために学校が行う「心と生活のアンケート」の結果を受けて、担任が面談していたが緊急を要する状態ではなかったという。
 同校は13、14日に臨時保護者会を実施。今後、生徒や教職員から聴き取りを行い、背景にいじめなどがないか、確認するとしている。