広島県東広島市八本松町の住宅で22日夜、子供とみられる2人の遺体が見つかった火災で、広島県警東広島署は23日、消防と合同で実況見分を行い、出火原因の調査に乗り出した。

 同署などによると、全焼したのは、松井要さん(42)宅。木造2階建て住宅約100平方メートルが全焼し、長女(5)と8カ月の三男の行方が分からなくなっている。同署は2遺体の身元確認を進めている。

 松井さんは、妻(29)と子供5人の計7人暮らし。他の子供3人は無事だったが、妻はのどにやけどを負った。松井さんは仕事で外出中だったという。

 近くに住む、男性(68)は「火に包まれた中から子供が泣き叫んでいた。しばらくして泣き止んだので助かったと信じたかったが…」と無念さをにじませた。

 住民によると、一家は昨年夏に引っ越してきたという。庭先で水遊びをしたり元気に駆け回る姿などがみられた。近所の主婦(72)は「なごまされていたのに、本当に残念だ」と話していた。