2014年ソチ冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)銅メダリスト、平岡卓選手(20)=バートン=が地元の奈良県御所市に「御所スケートボードパーク」をオープンさせた。スケートボードは2020年東京五輪の追加競技に決まったことから人気上昇中で、「いいパークができた」と喜んでいる。

 モーグル選手だった父、賢治さん(57)の勧めで、小学1年からスノーボードを始めた。奈良県内には練習場がなく、シーズン中は毎週末、岐阜や愛媛のスキー場に遠征して技を磨いた。横滑りの感覚を養う目的で夏場はスケートボードを取り入れてきたが、こちらも県内に練習施設がない。そこで「生まれ育った地元に練習場を作りたい」と思い立ったという。

 施設は敷地面積約2300平方メートルを誇る西日本最大級。建設費は大会の獲得賞金から捻出(ねんしゅつ)した。平昌冬季五輪が2年後に迫る中、海外遠征などで1年の半分以上は奈良を不在にするため、主に母の浩美さん(53)が運営を担うという。

 平岡は画像投稿サイトのインスタグラムで「ロケーションも最高で、これからおもしろいことがいろいろできそう。気軽に遊びに来てください!」と呼びかけている。

 利用料は1日千円。ボードやヘルメットのレンタルもある。問い合わせは同パーク(電話080・6208・2048)。