ヒップホップ歌手、Zeebra(45)が13日、東京・渋谷区の広尾中学校で、特別講師として「日本語ラップ講座」と題した音楽の授業を行った。

 同区の「観光大使・ナイトアンバサダー」を務めていることが縁で、この日の授業が実現。めがねにジャケットという“先生ファッション”で登壇したZeebraは、ラップに欠かせない韻の知識について「『渋谷』で韻を踏むなら『仕草』『ジブラ』『菊名』…いろいろあるよね」と初歩を分かりやすく説明した。

 さらに、生徒の名前をラップに取り込んで自己紹介の文章を作らせるというユニークな課題も出し、「名前は? アミ? そうですね。『私の名前はアミ、ラップをさせたら私がカミ』」と例文を歌うと、生徒から「おぉー!」と感嘆のため息が漏れた。

 2コマの授業で、同中学の3年生計65人の男女生徒にラップの面白さを伝授したZeebraは「生徒から思いもよらない語彙が出てきて大成功でした。韻を踏んだ言葉には不思議な底力があるし、そんな言葉をリズムに乗せるラップは日本語の勉強になる。いずれ教科書にラップが取り上げられたら」と教育とラップのコラボを望んだ。

 これまでに高校やサマーキャンプで授業を行ったことはあるが、中学では初めて。近隣の中学からオファーが来たら?と聞かれると「機会があればぜひぜひ!」と教育への熱い思いをのぞかせた。