“ラスト青濤(せいとう)館”で決意表明! オリックス・T−岡田内野手(28)が13日、神戸市西区の青濤館で自主トレを公開し、今季の目標に「すべての部分でキャリアハイ」を掲げた。特に打点にこだわり、目指すは2010年の96打点を上回る100点の大台。移転にともない、今年が最後となる思い出の場所での自主トレで、熱い思いを語った。

 プロ12年目のシーズンへ。チームを背負って立つ自覚は目標にも表れていた。T−岡田が誓う。

 「キャリアハイ。その先に優勝がある」

 打撃全部門での自己最高をノルマとした。打率(・284)、本塁打(33本=本塁打王)、打点(96点)。すべて7年前の2010年にマークした数字だ。中でも勝利への貢献度の象徴でもある打点は、大台も視野に入れる。

 「96打点の年も、まだやれると感じていたし、不可能な数字ではない」

 自主トレでは若手選手を招き入れ、バドミントンを取り入れるなど、メリハリの効いた練習メニューをこなしながら、新選手会長は特別な思いで今シーズンに挑む。

 長年使用してきた室内練習場も、3月には大阪・舞洲地区に移転。青濤館での自主トレは、ことしが最後となる。

 「寂しいですね。06年に入寮して、2年目のオフにイチローさん(米大リーグ、マーリンズ)の練習相手に指名してもらったのが一番の思い出。いろいろ学ばせてもらった。今度は若い選手が自分を見て感じてもらえれば」

 毎年1月、古巣の施設で自主トレを行うイチローとの貴重な時間を、刺激にしてきた。11年には合同自主トレを申し入れた際に、「赤のTバックをはくことが条件」など“Tバック着用指令”を受けたことも−。

 青濤館への、イチローへの感謝の気持ちは、主砲完全復活で示す。 (上田雅昭)