ダイヤモンド・カップ第1日(22日、大阪・茨木CC西C=7320ヤード、パー70)今年、全英オープンに初出場した新鋭、今平周吾(23)=フリー=が7バーディー、2ボギーの65で回り、5アンダーで首位と1打差の2位につけた。1オーバーで迎えた後半にハーフ自己ベストの29をマーク。新車購入を発奮材料にツアー初優勝に向け、好発進を決めた。小平智(27)=Admiral=が6アンダーで単独首位に立った。

 怒涛(どとう)のバーディーラッシュで挽回だ。今平が後半に追い上げ、2位発進を決めた。

 「気持ちいい。ティーショットがだんだんよくなって、楽にできた」

 インは出だしから2連続ボギーも、12番パー4でチップインバーディーを奪って嫌な流れを止めた。1オーバーで迎えたアウトは3度の2連続バーディーと圧巻のプレー。最終9番パー4は、残り175ヤードから6Iで1・5メートルにつけた。ハーフ29は自己ベストだ。

 新たな“相棒”を手に入れて、テンションはアゲアゲだ。新車のレクサスRXを購入し、3カ月待ちで9日にようやく納車された。先週の「ANAオープン」は北海道開催で乗る機会はなかったが、今週は自宅の埼玉から会場の大阪まで、片道600キロを愛車で来た。

 ツアー未勝利も、今季はここまで約3800万円を稼いで賞金ランク6位。全英オープンにも出場し、今ノリノリの新鋭だ。以前は実家にあった走行距離16万キロのワンボックスカーを使っていたが、初のマイカーはオプションを含めて総額960万円。「一生懸命、頑張れば、高級車も買えるというのはモチベーションになる」。人生で一番高い買い物が、ゴルフへの活力になっている。

 「スコアを伸ばしていけば、自然と優勝争いに加われると思う」

 前戦は最終日最終組も4位に終わった。“愛車効果”で今週こそ初優勝をつかみ取る。 (白石大地)

今平 周吾(いまひら・しゅうご)

 1992(平成4)年10月2日生まれ、23歳。埼玉県出身。9歳でゴルフを始める。埼玉栄高1年のときに日本ジュニアで優勝。2009年に高校を中退し、米フロリダ州のIMGアカデミーで2年間修行。帰国後、11年にプロ転向。昨季賞金ランク24位で初シードを獲得。今季は5月の「ミズノオープン」で2位に入り、7月の海外メジャー「全英オープン」に出場した。得意クラブはSW。1メートル65、60キロ。