今季から米ツアーに参戦する史上最年少プロ、畑岡奈紗=茨城・ルネサンス高3年=が18歳の誕生日を迎えた13日、東京・港区の品川プリンスホテルで会見を行い、ダンロップスポーツと用具使用契約を結んだことを発表した。契約は複数年で同社は金額を明らかにしていないが、関係者によると2020年東京五輪での活躍を見据え、5年総額2億円(推定)。同時に森ビルと3年の所属契約を結んだ。

 用具は中学時代から使い慣れたダンロップスポーツ社製の「スリクソン」、そして所属先は森ビルに決まった。

 「これから主に米国で戦うにあたり信頼して使える道具。夢は海外メジャーで優勝すること」

 畑岡が決意表明だ。

 この日の発表は父・仁一さんが縁起をかつぎ、18歳の誕生日に合わせた。昨年のプロ転向表明も1964年東京五輪の開幕日と同じ10月10日だった。まさに節目で一歩ずつ前に進んでいる。

 畑岡が憧れる宮里藍(31)は2003年11月のプロ転向時、ゴルフメーカーと1年1億円で契約したとされ、複数のスポンサーもついたが、畑岡の場合は用具契約と所属契約にとどまった。所属となる森ビルは、中嶋常幸(62)がたち上げたジュニア育成の「トミーアカデミー」を支援。その一期生が畑岡という縁がある。関係者は「東京五輪をにらんだ契約」と活躍に期待を寄せる。

 今後は米ツアー開幕戦「ピュアシルク・バハマ・クラシック」(26日開幕)、「ISPSハンダ・豪州女子オープン」(2月16日開幕)に出場。日本ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月2日開幕、沖縄)も出場の方向で調整する。

★松山からビデオメッセージ

 会見ではダンロップスポーツ社と契約する世界ランキング6位の松山英樹(24)からビデオで「世界一を目指して頑張りましょう」とメッセージを送られ、「私も松山プロのように何度も世界で勝てるように頑張りたい」と決意を示した。18歳になって「運転免許を取ってドライブがしたい」。同社からは誕生日プレゼントとして、憧れる巨人・坂本選手のサイン色紙をもらったという。