ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子個人第7戦(14日、札幌・宮の森ジャンプ競技場)今季6戦5勝で個人総合首位を走る女王、高梨沙羅(20)=クラレ=は93メートル、92メートルの合計242・1点で2位で、W杯通算50勝目は持ち越しとなった。伊藤有希(22)=土屋ホーム=が95メートル、96メートルの合計254・3点で初優勝を飾った。

 1回目で2位につけた高梨は、W杯で初の頂点に立った伊藤を拍手で祝福した。「あすにつながる結果だった。有希さんのジャンプに圧倒されてすごいなと思った。下から見ていて興奮した。この札幌で50勝を迎えられるようにがんばる」と15日の個人第8戦での巻き返しを誓った。

 1回目で首位に立った伊藤は、2回目でさら飛距離を伸ばし、「いい緊張感で迎えられた。ジャンプはだんだん安定しているけど、まだまだ目指すところはある。さらに自分の技術を磨いていきたい。自分のやることだけ集中して、成績がついてきてくれれば」と自信を深めていた。