【メルボルン(豪州)13日=只木信昭】16日に開幕するテニスの四大大会今季初戦、全豪オープンの組み合わせが決まった。男子単の世界ランキング5位で第5シードの錦織圭(27)=日清食品=は、1回戦で同48位のアンドレイ・クズネツォフ(25)=ロシア=と対戦する。順当に勝ち進むと、4回戦で元世界1位で第17シードのロジャー・フェデラー(35)=スイス、準々決勝で第1シードで同1位のアンディ・マリー(29)=英国=と激突する可能性のある厳しいゾーンに入った。

 第4シードと第5シード、世界ランキングなら4位と5位。たった1つの違いが、いかに大きいかを感じさせる、錦織の組み合わせになった。

 初戦の相手は、世界ランキング48位のアンドレイ・クズネツォフ(25)=ロシア。錦織が昨年の全仏とウィンブルドンでストレート勝ちした相手だ。その後も3回戦までは順当に勝てそうな相手が続くが、問題はその先だ。

 4回戦では、第10シードのトマーシュ・ベルディハ(31)=チェコ=と、第17シードのロジャー・フェデラー(35)=スイス=の勝者との対戦が予想される。特に元世界1位のフェデラーは昨年、けがと病気が相次いで7月下旬以降のすべての試合を欠場。現時点でランキングを落としている(17位)が、満を持しての復帰戦だ。錦織は過去2勝4敗、現在3連敗中。比較的早い段階でとてつもなく大きな山を迎えることになる。

 ここを勝ち抜けても、次の準々決勝で立ちはだかるのが世界ランキング1位のアンディ・マリー(29)=英国。こうした状況を、全豪の公式ホームページも「昨年終盤にランキング4位から落ちたことを後悔するような組み合わせ」と紹介した。

 小雨が降ったこの日、錦織は屋根付きのマーガレット・コート・アリーナで約1時間半、IMGアカデミーの先輩であるトミー・ハース(38)=ドイツ=と実戦形式で練習。準優勝したブリスベン国際で痛めた臀部の影響は感じさせなかった。厳しい組み合わせでも、悲願の四大大会制覇へ、前へ進むしかない。