阪神・福原忍投手(39)が23日、西宮市内のホテルで会見し、今季限りでの現役引退を表明した。

 (ユニホーム姿で登壇)

 福原「本日はお忙しい中、ありがとうございます。わたくし福原忍は今シーズンをもって、現役を引退します。(涙ぐんで声を詰まらせる)…いろいろな方に支えられて、18年間、現役生活を続けることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」

 (テレビ会見へ移り)

 −−引退を決意したきっかけは

 福原「そうですね、あの…。4月に2軍の方へ落ちて、なかなか調子が上がらなかったのもあるんですけど、チームの力になれなかったというのが。あとは2軍の方でも結果が出なかったですし。空振り、ファウルを取れると思った球が捉えられたりしたので」

 −−どなたかに相談は

 「先輩の下柳さんや、いろんな方に相談して決めました」

 −−どんな言葉をかけられたのか

 「まだやれるやろ、という言葉もいただきましたし…。(言葉に詰まる)まあ、そういう中で…。なかなか自分でも結果が出なかったので…。引退を決めました」

 −−一番はじめに報告したのは

 「家族に、嫁さんに報告しました」

 −−どんな言葉をかけられたのか

 「おつかれさんと、言ってもらいました」

 −−お子さんにも伝えた

 「はい、今年で引退すると。ユニホームを脱ぐと伝えました」

 −−どんな反応だったか

 「まだユニホームを着てほしいとも言ってもらいましたし、そういう言葉をもらって…」

 −−悔いや後悔は

 「…ないです、はい」

 −−金本監督とのやりとりは

 「そうですね、少し前に話をさせてもらって、引退するというのを伝えさせてもらって。本当に…。(声を絞り出して)チームの力になれなくて、監督の力になれなくて、申し訳ないと…」

 −−現役もともにプレーして、広陵高の高校の先輩でもあった

 「そうですね、現役も一緒にやらせてもらって、高校の先輩でもありますし、なんとか監督を胴上げしたいと思っていました…」

 −−監督からはどんな言葉が

 「お疲れさんと、声をかけてもらって、本当に感謝しています」

 −−チームメートにも報告したのか

 「まだ、全員には、みんなには言えていないんですけど。ずっと一緒にやってきたチームメートには、数日前に伝えました」

 −−タイガース一筋、どんな18年だったか

 「いろいろけがもしましたし、苦しい時期もありましたけど。ルーキーのころから、新人で入ったころから使ってくれた野村監督にも感謝していますし、苦しい時期に支えてくれたチームメートにも感謝しています。こういう記者会見をしてくれた球団にも感謝しています。みんなに支えてもらったプロ野球人生だったと思います」

 −−数々の指揮官の下でプレーして、心に残っている言葉は

 「入団当初に、野村監督から投手の原点を、一生懸命練習しなさいと言われて、それが心に残っていて、いまも一生懸命練習しています」

 −−一番よかった思い出は

 「よかった経験は…先輩に2回、リーグ優勝という経験をさせてもらったことが、すごいよかったです」

 −−最優秀中継ぎなどのタイトルも獲った

 「自分でもタイトルというのが取れると思っていなかったですし、本当にみんなの支えがあって取れたタイトルだと思っています。感謝しています」

 −−やり残したことは

 「2回リーグ優勝を経験させてもらったんですけど、日本一になれなかったこと。それがありますね」

 −−その思いを託す後輩に、メッセージを送るなら

 「そうですね、あの…。ぜひ日本一になってほしいですし、そのためにしっかりと練習して、強いタイガースを作ってほしいと思っています」

 −−改めて甲子園のマウンドというのはどういう場所か

 「すごいたくさんの方のタイガースファンの方の前で、あの少し高いマウンドで投げられるというのはすごく気持ちいいですし、最高のマウンドだと思っています」

 −−景色は鮮明に焼き付いているのでは

 「本当に素晴らしい応援をしてもらって、本当に感謝しています」

 −−感謝だらけの18年間

 「本当にいろんな方、家族も、先輩、後輩、ファンの方も、いろんな方に支えられた野球人生でした」

 −−これからどういう人生を歩むのか

 「まだ、こういう引退ということを決めたばかりなので、あれですけど…」

 −−最後にファンにメッセージを

 「本当に18年間、応援していただき、本当に僕は幸せものだと思います。ありがとうございました!」