岡山市中心部で初開催される現代アートの国際展「岡山芸術交流2016」(同市などでつくる実行委主催)の概要が23日、発表された。16カ国の作家31組が参加。10月9日〜11月27日の会期中、岡山城(同市北区丸の内)など8カ所を主要会場に、地域の歴史とアートの共存をコンセプトにした51作品が華やかに彩る。 岡山市内で会見があり、総合プロデューサーを務める石川康晴・ストライプインターナショナル社長、実行委会長の大森雅夫市長らが出席した。 総合ディレクターの那須太郎氏は「現代アートと既存の建築を組み合わせ、都市の価値を読み直したい」と話し、近代建築をリードした故前川国男氏設計の林原美術館(同所)に展示するフランスの美術家ピエール・ユイグ氏の“蜂の巣彫刻”の画像や、シネマ・クレール丸の内(同所)の外壁にお目見えした米国の美術家ローレンス・ウィナー氏のメッセージなど出品作を紹介した。 同交流ではこのほか、アーティストと日本人建築家が組んだ宿泊施設の建設計画や、建築学科の学生が設計した屋台の出店など五つの連携プロジェクトを展開。シンポジウムやアーティストトークなども予定する。 開幕に向け、大森市長は「アートを楽しみながらまち歩きし、岡山の魅力を感じてほしい」とし、石川氏は瀬戸内国際芸術祭などとの連携も視野に「瀬戸内をアートの地域として世界に発信していく原点にしたい」と述べた。