派手に着飾っているように見えてもフナです—。頭から尾ひれまでオレンジ色に染まったような体長38センチのフナが、倉敷市船穂町柳井原の柳井原貯水池で仕掛けていた建網に掛かった。 建網は、地元の柳井原ふなめし祭りの準備を兼ねた柳井原養漁組合の初漁として、佐々木隆昌組合員(75)らが仕掛けていた。オレンジ色のフナは7日朝に取れた。長年、寒ブナを取っているベテラン組合員たちも「こんなフナは初めて」と驚きながらも「金色にも見え、新年から縁起が良い」。 玉野海洋博物館(玉野市渋川)の坂口誠館長は「突然変異により黒色の色素が欠乏したためか、体の赤い中国産ヒブナが放されて成長したものかもしれない」とする。 現在、貯水池のいけすの中で元気に過ごしている。2月12日に柳井原地区のJA共同出荷場で開かれるふなめし祭りで披露される予定。