香港や台湾には、イングリッシュ・ネームを芸名にする芸能人がいる。海外で活動を行うにあたっては、そのほうが現地の人びとに覚えてもらいやすいという現実的な理由があるのだろう。

 日本でも広く知られた中華圏の芸能人の多くはイングリッシュ・ネームを使用していることから、中華圏の芸能人の間でいかにイングリッシュ・ネームが普及しているかが分かる。

 しかし、中華圏では近ごろ、日本風の芸名を用いる芸能人やモデルが増えつつあるという。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人はイングリッシュ・ネームをほとんど使用せず、自分の名前をそのまま発音することを紹介しつつ、こうした日本語の発音を芸名に使用する中華圏の芸能人について紹介している。

 記事は、「中華圏の芸能人やモデルのなかには、海外っぽさを出すために日本風の名前を芸名として用いる女性がいる」と紹介。こうした女性たちが中国風の芸名を使用せず、イングリッシュ・ネームや日本風の芸名を用いることについて、記事は不快感を示しつつも、台湾や中国、シンガポールには「Yuki」や「Miko」、「Yumi」、「yoko」といった名前を芸名にするモデルや芸能人がいることを紹介した。

 中華圏で日本風の名前を芸名にするモデルや芸能人が増えつつあるということは、それだけ日本に対するイメージが良好であり、日本に対する憧れがあるということではないだろうか。少なくとも日本を嫌っていたら日本風の名前を使うはずがなく、日本人としては日本風の名前を芸名にしているというだけで、なぜか親しみを感じてしまう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)