日本と中国は同じ東アジアの国で、日本文化の多くは古代中国を起源に持っているために、文化的に似通っている部分が少なくない。一方で、日本にあって中国にないもの、中国にあって日本にないものも多数存在する。それぞれの街を歩いているだけで、いろんな「違い」に気付くはずだ。

 中国メディア・今日頭条は21日、中国人が知らないかもしれない日本の実際の様子や習慣、事柄を紹介する記事を掲載した。そのなかで、中国ではよく見られるが日本では見られないものを1つ、逆に中国では見られないのに日本ではありふれた光景になっているものを2つ紹介している。

 まず、中国で見られて日本で見られないもの。これは今や中国のネット上ですっかりおなじみとなっている「ゴミ箱」だ。記事は、東京の街頭ではゴミ箱を見つけることが難しい、仮に見つけたとしても、とてもはっきり分別されていると説明した。すでに日本のゴミ箱の少なさやゴミの分別制度を紹介、賞賛する文章が数多く出回るようになって久しいが、今もなお後を絶たないことを考えると、中国の人にとってこの事柄がわれわれの想像を超えるほどのインパクトを持っていたと言えそうである。

 では逆に、中国で見られず日本では当たり前に見られるものは何か。1つ目は、自動販売機だ。これも今やおなじみである。タバコにしろ飲み物にしろ、非常に便利であると紹介した。いくつも並んでいる自動販売機を見ると、日本人であるわれわれさえも「こんなになくても」と思うのだから、中国人はなおさらそう考えるかもしれない。

 2つ目はちょっとおもしろい。それは、道端でよく見かけるお地蔵さんや道祖神などの小さな石像だ。記事は「人びとはこれらに衣服を着せたり布を掛けたり、さらには食べ物を備えたりする。なぜなら、日本人はこれらが家の子どもを守ってくれていると信じているからだ」と説明している。注意して周囲を観察しないと見落としがちなポイントだが、その存在を見つけた人は日本人の信仰に対して興味を抱くことだろう。

 日本でほとんど見かけず、中国では当たり前のように見かけるものは、ごみ箱以外にもある。ごくごくお馴染みのものを挙げれば、赤字に白で書かれた横断幕、イベントの際には必ず登場する、赤いアーチ状のバルーンゲートだ。これらを見ると「ああ、中国に来たな」という気持ちになるのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)