東京工業大栄誉教授の大隅良典氏が2016年のノーベル医学生理学賞を受賞した。大隅氏の受賞によって、日本人のノーベル賞受賞者数が25人となったことについて、中国メディアの財新はこのほど、「日本は今世紀だけでもう17人のノーベル賞受賞者を輩出した」と驚きを示した。

 記事は、日本政府が2001年に掲げた科学技術基本計画のなかで、「国際的科学賞の受賞者を欧州主要国並に輩出(50年間にノーベル賞受賞者30人程度)」という目標を掲げたことを紹介しつつ、「この目標はすでに半分以上、達成されたことになる」と指摘した。

 続けて、14年、15年、16年と日本から3年連続でノーベル賞受賞者が生まれたのは「偶然の産物では決してない」と指摘したうえで、特に今世紀に入ってから日本のノーベル賞受賞者は急増していると指摘。日本人のノーベル賞受賞者25人のうち、17人は今世紀に入ってからの受賞者であると論じた。

 さらに記事は、日本政府が2001年に掲げた科学技術基本計画では、「知の創造と活用により世界に貢献できる国」、「国際競争力があり持続的な発展ができる国」、「安心・安全で質の高い生活のできる国」を目指すことを掲げたことを紹介。

 また、この目標を実現する一環として「国際的科学賞の受賞者を欧州主要国並に輩出(50年間にノーベル賞受賞者30人程度)」を掲げたことを紹介しつつ、すでに今世紀だけでもう17人のノーベル賞受賞者を輩出したことは、目標の実現に向けて日本が着実に歩みを進めているとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Alexander Tolstykh/123RF.COM)