中国では10月1日は建国記念日の国慶節にあたる。国慶節に絡む大型連休期間中、5億人を超える中国人が大移動すると言われるが、中国では大型連休のたびに著名な観光地は人が殺到し、歩くのもままならないほどの混雑を見せる。人が大勢集まれば、ゴミが散乱し、トイレも混雑して汚れることになる。

 一方、日本の観光地も大型連休の際には混雑することはあっても中国ほどの大混雑とはならない。そのため、中国人が日本を訪れると大きな驚きを感じるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人から見た「日本の観光地」について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、大型連休中の中国では、一部の観光地は「耐えられないほどの人でごった返す」と伝え、他人の背中と自分の胸がくっつき、互いの汗でぬるぬるするほどの混雑を見せると紹介。一方、日本の観光地は連休中であっても、「中国とは異なる光景」が広がっていると伝え、人でごった返すような光景は見られないのが普通だと紹介した。

 さらに、日本の観光地はいくら人が多くても道路は清潔で、交通には秩序があると指摘。また、観光地にある商店や露店は「ぼったくり」の商売は行わず、商品は整然と並べたうえで定価で販売していると紹介し、中国のようにここぞとばかりに高値で売りつけるような商売は見られないことを伝えた。

 また記事は、日本の観光地で清掃業務にあたっていた男性の写真を掲載しつつ、「ただひたすら、自分の仕事を黙々と真剣にこなしていた」と紹介したうえで、「人の多さ」という違いの他にも、日本の観光地は「観光客をもてなし、気持ちよく、快適に観光してもらう」というと中国には見られない特質があることを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)amadeustx/123RF.COM)