1日に始まった国慶節の連休中、日本を訪れた多くの中国人観光客が日本のグルメに舌鼓を打ったことだろう。彼らのお目当てはやはり刺身や寿司、天ぷらといった典型的な和食に、ブランド牛やラーメンなどだろうか。そんななか、「日本に来たら鶏肉を食べるべき」とオススメする中国人が現れた。

 中国メディア・国捜頭条は5日、「日本に行ったら鶏を食べに行け どうやって食べてもウマいぞ」とする記事を掲載した。記事は日本の居酒屋などで食べられそうな鶏料理の数々を画像付きで紹介。それぞれ、病みつきになる味わいであることを伝えている。

 まずは、鶏皮の唐揚げ。見るからにクリスピーそうであり、写真を見るだけでよだれが出てくるとした。続いては蒸し鶏のネギソース掛け。中国にも似た料理があるが「ネギソースが特に美味しい。そして最も不思議なのは、鶏肉に生臭みがちっともないことだ」と評した。

 さらに、蒸し鶏の胡麻ソース掛け、内臓の鉄板焼き、砂肝のネギ塩和え、鶏レバー、手羽の唐揚げなどを紹介。鶏肉自体のおいしさに加え、香りの良さ、ソースとの相性などを褒めたたえ、「鶏は全身が宝のように思えた」、「ぼう然とするほど素晴らしい」などとコメントしている。

 牛肉、豚肉と並んで、日本では鶏肉がポピュラーな食肉として日々大量に消費されている。特に、九州地方は「鶏肉文化」と呼ばれるほど鶏肉を好んで食べる傾向があり、福岡の水炊き、大分の中津からあげやとり天、宮崎のチキン南蛮など鶏肉を用いた名物料理が多く存在する。そして他地域では考えられないほど、街に唐揚げ専門店が立ち並んでいるのだ。

 もちろん、中国でも鶏肉をたくさん食べる。ケンタッキー・フライド・チキンの中国での成功ぶりを見れば、鶏肉が好きなのもよく分かる。もし、中国で日本の鶏肉グルメに対する注目が高まれば、鶏肉文化を持つ九州各地にとっては、中国人観光客を呼び寄せる大きなチャンスが生まれるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)