日本と中国における街の風景にはさまざまな違いがあるが、大きな違いの1つに日本の街中ではほとんど見られない韓国車が中国の街ではよく見かけるという点がある。中国では現代自動車をはじめとする韓国車の人気は高い。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本市場で苦戦を強いられた韓国車が中国では「バカ売れ」していると説明する記事を掲載している。

 記事はまず、日本市場における2001年から09年までの韓国車の総販売台数はわずか1万台あまりと「むごたらしくて目も当てられない」状況だったと説明。日本車が圧倒的な強さを持つ日本の自動車市場において、日本人消費者は韓国車を購入しようとはしないと指摘した。

 続けて中国市場における韓国車の売れ行きについて言及。「日本とは真逆」であり、上海フォルクスワーゲンと一汽フォルクスワーゲンの2つの合資メーカーが年間販売台数で100万台を超えるまでにそれぞれ20年、27年もかかったことに対し、北京現代はわずか11年で年間販売台数100万台を達成したと説明した。日本市場では成功を収められていない韓国車だが、中国市場では大きな成功を収めたと言って差し支えないだろう。

 一方、自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、16年1−8月の中国自動車市場における国別販売累計台数は日系が約227万台、韓国系が約104万台、ドイツ系が約284万台となっている。また日系車の16年1−8月の販売累計台数は前年同期比14.33%の増加だったが、韓国系の自動車は前年同期比5%の伸びにとどまっている。記事は韓国車が中国市場では「バカ売れ」と表現しているが、日系車はそれ以上によく売れているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)